生産者の紹介
我は一級である、我は二級でもあった、我ムートンは変わらない。
シャトー・ムートン・ロスチャイルド/Chateau Mouton Rothschild
シャトー・ムートン・ロートシルトの名前は元々シャトー・ブラーヌ・ムートンといって、1720年にシャトーを購入したジョセフ・ド・ブラーヌからとったものでした(彼はマルゴー村の格付けシャトーであるブラーヌ・カントナックも所有していた
)。
現代のロートシルト、ロスチャイルドの名前がついたのは、1853年にナサニエル・ド・ロスチャイルドが購入してからになります。
そこから、1922年に当時22歳のバロン・フィリップ・ロスチャイルドによって近代化と技術革新が行われ、ムートンの名声が高まっていきました。この時のテクニックは、現代のボルドーでも使用されています。
彼の功績は今のボルドーがどういう風に作られているかはもちろん、その販売方法についても確立したとされてます。全てのワインをワイナリーで瓶詰めしたのはムートンが初めてで、このことによってどこの誰に売られたのか、つまり販路を全てコントロールできるようになったのです。
自社瓶詰めを始めたことをきっかけに、1924年には有名なアーティストにラベルを書かせ、これが後に1945年から続くムートンのアーティスト・ラベルの始まりとなっています。
また彼は1855年のメドック格付けで第二級であったムートンを第一級に昇格させることをミッションとして、周りのシャトーを次々と購入します。1933年にはムートン・ダルマイヤック(現在のダルマイヤック)、1970年にはクレール・ミロン。そして遂には様々な功績が認められ、ムートン・ロートシルトは1973年に第一級昇格を果たしました。
ワイン自体に話を戻すと、シャトー・ムートン・ロートシルトはキャッチ―なアーティスト・ラベルでも有名ですが、その液体、中身については硬派そのものです。格付け第一級シャトーの中でも、パワフルさとエレガントさが共存する最も良い見本がムートンだといってもよいでしょう。
畑はMouton Plateau(ムートンの台地)と呼ばれるGrand Plateauにある、南向きの日当たりの良い83ha。こちらは小石、砂、粘土、石灰岩と様々な土壌にカベルネ・ソーヴィニヨン81%、メルロ15%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルドを1%植えています。1haあたり10,000本の高密植で、樹齢は非常に古く平均樹齢は50年を誇り、一番古い樹は樹齢130年(1890年植樹)にもなります。
2004年から2015年までの間は植え替えのためにブレンドにプティ・ヴェルドは使わず、また2006年から2010年にはカベルネ・フランは使わない、といったこともしています。
北にラフィット、隣にポンテ・カネと北ポイヤック最良のロケーションにあるムートンの畑。このムートン・ロートシルトに特徴を与えているのが、Mouton Plateauのピュアな砂利土壌です。驚くべきことに、この砂利の深さは最大で表面から5メートル以上下まで降り積もっています。
またMouton Plateauは標高29mとポイヤックの中で最も高い丘にあり、水捌けがとても良いこと。そして非常に高いカベルネ・ソーヴィニヨンの比率。これはムートンにとっては昔からのことで、1800年代にカベルネ・ソーヴィニヨンが最も広く植えられていた訳ではない、マジョリティでない時にも100%カベルネ・ソーヴィニヨンのワインを造った、ということをしています。
醸造においては、大樽の発酵槽がムートンの特徴として挙げられます。ステンレスタンクを用いるラトゥールとは正反対といえますね。樽熟成については100%新樽で19ヶ月から22ヶ月の熟成。毎年全体の50%の質の良いブドウがシャトー・ムートン・ロートシルトに使用されますが、偉大な2000年では80%から85%が使用されたとのことです。
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シャトー・ムートン・ロスチャイルド ポイヤック 1994年
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