生産者の紹介
シャトー・ブラネール・デュクリュ/Chateau Branaire Ducru
『地味なイメージがありますが、その品質は例えるなら「どんな素材でも上手に仕上げる料理人」のよう。地味に美味くて失敗しないのがブラネール・デュクリュのイメージです』ソムリエ 井黒 卓
ブラネール・デュクリュは1680年から続く、古い歴史のあるシャトーです。名前の由来は当時の当主であったジャン・バティスト・ブラネール(Bran”ey”re)の綴りが変化したもの(Bran”ai”re)。その後、マリー・ブラネールがピエール・ド・リュック(de Luc)と結婚したことで、ブラネール・デュリュックとなり、1875年に遠戚のギュスターヴ・デュクリュ(Ducru)がシャトーを引き継いだことで、今知られているシャトー・ブラネール・デュクリュの名となりました。
デュクリュと付きますが、同じくサン・ジュリアンにある有名なデュクリュ・ボーカイユとは、実は関係がないのです。
1988年にパトリック・マロトーがシャトーを購入し、今日のブラネール・デュクリュを作りあげました。彼は後にUGCB(Union des Grands Crus de Bordeaux:多数の優良シャトーが参加している生産者協会)の代表も務めた人望の厚い人物です。しかし、シャトーの購入当時は、ワインとは無縁の人でした。そんな彼が畑や醸造について革新的な改革を行い、ブラネール・デュクリュの品質を向上させたと言われます。
1本の樹あたりの収量を減らしたり、近代的な醸造技術を取り入れたり。ブラネール・デュクリュは1991年に、ボルドー左岸で初めてグラヴィティ・フロー(重力によるワイン・メイキング)を取り入れたシャトーでもあります。
もう一人、フィリップ・ダルアンという影の功労者がいます。彼は醸造長としてパトリック・マロトーを支え続けましたが、2004年にシャトー・ムートン・ロートシルトの醸造長に抜擢され、ブラネール・デュクリュを去ることになりました。1990年代から2003年までのブラネール・デュクリュは、彼が造ったものとなります。
60haの畑の植樹比率は、65%カベルネ・ソーヴィニヨン、28%メルロ、4%プティ・ヴェルド、3%カベルネ・フラン。植樹密度は、トップ・シャトーと比べると低くはあるものの、6,700-10,000本/haで、10,000本/haのところは最近植樹した区画です。
平均樹齢は35年で、最も古いもので樹齢90年。
シャトーの場所はちょうどアペラシオンの真ん中あたりになります。深い砂利土壌に粘土が混じるテロワール。一番標高の高い畑は海抜14mに達し、彼らの最高の畑はジロンド河に最も近いシャトーの近くといいます。さらに内陸の区画もあり、ラグランジュやタルボに近い区画も持っています。
畑は70もの区画に分けて仕込まれ、熟成は16-20ヶ月、60-65%の新樽比率です。
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シャトー・ブラネール・デュクリュ 2004年
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