生産者の紹介
シャトー・ラトゥール/Chateau Latour
シャトー・ラトゥールは言わずと知れたメドック格付け第一級であり、ボルドーの中でも最も古い歴史を持つシャトーのひとつです。この名は、14世紀にサン・ランベールに建てたピジョン・タワーから来ており、ラベルにもその塔が描かれています。
18世紀には既に世界中で有名で、また当時から他のボルドーワインの20倍の価格がついており、世界の富裕層によって愛飲されていました。1787年に後のアメリカ第3代目大統領となるトーマス・ジェファーソンがわざわざ訪れた、というのは有名な逸話です。
現在はフランソワ・ピノ―のアルテミスグループが所有しています(同グループはブルゴーニュのクロ・ド・タール、デュージェニー、ナパ・ヴァレーのアイズリー・ヴィンヤードなどを所有)。
1759年当時38ha程だった所有畑は、1997年には65ha、現在では92haとなっています。植樹比率は74%カベルネ・ソーヴィニヨン、24%メルロ、1.8%カベルネ・フラン、0.2%プティ・ヴェルド。植樹密度は1haあたり10,000本。
シャトー・ラトゥールは三つの大きな区画を持っています。
ひとつめが、ランクロ(Enclos)。シャトーの周囲の区画で47ha、南にラス・カーズが位置します。
ふたつめが、コンテス・ド・ラランド・パーセル。ピション・ラランドの隣、ポイヤックとサン・ジュリアンの境目に位置する区画です。
三つめが、プティ・バタイィ。ランシュ・バージュの裏側にあり、さらに内陸の区画となります。
シャトー・ラトゥール(Grand Vin of Chateau Latour)は、このランクロと呼ばれる47haの区画からのみで造られ、これは1794年当時からほとんど変わっていないことです。
ボルドー、メドックで最高のテロワールはどこか?と聞かれたら生産者や専門家は必ず「それはシャトー・ラトゥールのランクロだろう」といいます。畑に散りばめられた拳大の大きな砂利とボルドーでは珍しい急勾配の畑は水はけがとてもよく、雨が多かった難しかったヴィンテージほど、他のシャトーとの『格の違い』を感じることができます。
また、水捌けの良い拳大の大きさの砂利で知られるラトゥールですが、Argile Gonflante(膨張する粘土)という非常に密度の高い粘土土壌も存在しています。この土壌は水分を吸うとブドウの根を締め付けるために根が水分を吸うことができず、ブドウ自体は小粒で凝縮した実をつけることになります。
発酵はステンレスタンクで、40もの小区画毎に分けて個別に醸造を行います。
ラトゥールの特徴といえば非常に高いカベルネ比率といえます。あまりにもポテンシャルが高いため、若いうちはそっけなく硬いのですが、熟成によって解けてきたところから上品で力強いアロマとベルベットのような滑らかな味わいとなります。
ラトゥールは全ボルドーで最も熟成できると言っても過言ではなく、2012年からはプリムール(樽熟成中の瓶詰前のワインを取引するボルドー独自の市場システム)では販売せずに、8年以上経ったタイミングでリリース、販売をするようになりました。
2008年からはビオディナミ農法を開始し、2018年には全ての畑で認証を受けています。
畑はジロンド川から離れていけばいくほど、セカンドのレ・フォール・ド・ラトールとサードのポイヤック・ド・ラトゥールに使用されるものとなり、シャトー・ラトゥールは国道D2の道より東、川に近い最良の区画のブドウからしか造られません。そのため、霜害が多く他のシャトーが苦しんだ年でも、シャトー・ラトゥールは偉大なワインを生産することが出来るのです(シャトー・レオヴィル・ラス・カーズも同様の傾向を持っています)。
みんなのワインレビュー
シャトー・ラトゥール ポイヤック 1995年
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