ヴァレ・ド・ラ・マルヌの地で注目を集めるレコルタン・マニピュラン、ジャン・マルク・セレック。父の代から続く家業を継いだ彼は、樽発酵や長期熟成を取り入れ、区画ごとの個性を尊重するスタイルへと進化させました。自然栽培や低ドサージュを重んじる姿勢は、クラシックな大手メゾンとは異なる新しい価値を示しています。その成果は国際的にも評価され、ワイン・アドヴォケイト誌で92点を獲得するなど、新世代シャンパーニュの旗手として地位を確立しています。
「ソレサンス・ロゼ」はシャルドネ45%、ムニエ40%、ピノ・ノワール15%をブレンドし、樽とタンクで発酵後10ヶ月熟成、さらに24ヶ月の瓶熟を経た一本。香りはフレッシュなイチゴやラズベリー、チェリーといった赤い果実が華やかに立ち上がり、柑橘や白い花のニュアンスも重なります。口に含むと果実味が生き生きと広がり、細やかな泡としなやかな酸が全体をまとめ上げ、ほのかな丸みとミネラル感が余韻を引き締めるはずです。
「ロゼでここまでエレガントか…」と感じてしまうほど、果実のチャーミングさと緊張感が両立。少量のドサージュ(1.5g/L)が、赤果実の愛らしさを際立たせながらも甘さに流れない絶妙なバランスを保っています。
お召し上がりは8〜10℃がおすすめ。鴨肉のローストや生ハムの前菜に寄り添い、熟成シェーヴルやウォッシュチーズとも好相性。また、ポルチーニのパスタやマッシュルームのリゾットに合わせれば、香りの広がりが一層引き立つでしょう。
食前酒にも食中酒にも使える万能性と、透明感あふれる果実味を備えたロゼ・シャンパーニュ。ジャン・マルク・セレックの美学が詰まった一本として、自信を持っておすすめできるキュヴェです。
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